みなさんは読書をした後、そのまま次の本を読み始めていませんか?
心当たりのある方、ちょっと待ってください!
小説でもビジネス本でも、読んだら読書記録をつけることを強くおすすめします。
理由は以下の通りです。
- アウトプットすることで、内容を覚えやすい
- 理解できていない部分、伏線だった部分が自分で気づける
- 読み返したい本をすぐ見つけられる
- 人に本をおすすめする機会があった時に、ぱっと出てきやすい
- いつ、どんな本を読んだのか、自分がどんな本を読んでいないのかわかる
- 本を読むモチベーションになる
挙げていくとキリがないです。
人間は時間が経つと本を読んだ時の感動や、あまつさえタイトルも忘れて、読んでいる途中で「あ、これ読んだことある本だ」と気づくこともある愚かな生き物です(実体験)
読書記録、つけていきましょう!
この記事では以下の内容に触れていきます。
- 読書記録に何を書く?
- 読書記録におすすめ無料ツール3選(メモアプリ/読書メーター/Notion)
読書記録に何を書く?
「読書記録を書くといっても何を書けばいいの?」と疑問を持つ方も多いと思います。
私は読書記録に以下の項目を記載しています。
~基本情報~
『タイトル』: 本のタイトル
『タイプ』 : 本のジャンル(小説か、自己啓発本か、技術書か)
『著者名』 : 本の著者名
『評価』 : ☆5評価でどのくらい面白かったか、勉強になったか
『状態』 : 読み終わっているか、読んでいる途中か
『読了日』 : 読み終わった日
~感想~
『メモ』 : 思ったことを何でも書く
『感想』 : 読んだ時に印象に残ったこと、好きなシーン等。
実際に私が使っている”Notion”というツールの読書録の基本情報記載欄です。
他にも、『本の発売日』、『出版社』、『電子媒体か紙媒体か』など加えてみるのもありです。
毎回書くの面倒そうに感じましたか?
それなら本のタイトルをスマホのメモアプリに記載するだけでも構いません!それも立派な読書記録です。
最低限タイトルさえ覚えて入れば、ネットで検索していつでも基本情報は手に入ります。
もし余裕があれば、一言でもいいので感じたことを書くことをおすすめします。
私が感想を書くときは、ただのあらすじにならないようにだけ気を付けています。
前述のように基本情報はネットでいつでも手に入りますが、あなたが読んだ本から感じたことは忘れてしまったらどこを探しても見つかりません。
思ったことを書き殴りましょう!
読書記録におすすめのツール3選
無料で使用できるおすすめツールを3つ紹介します。
- iPhone/Android標準付属のメモ帳
- 読書メーター
- Notion
iPhone/Android標準付属のメモ帳
皆さんのスマホにインストールされている標準付属のメモアプリを読書記録に使用することができます。
少し使い勝手は悪いですが、新たにアプリをインストールする必要がなく手軽です。
このツールを利用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 追加のアプリ、ソフトのインストール不要ですぐにメモできる
デメリット
- 整理整頓するための機能が少なく、読書記録の見やすさに関しては一歩劣る
こんな人におすすめ
- 追加のアプリをインストールしたり等の煩わしい準備をしたくない方
- 付属のメモアプリ使用に慣れている方
読書メーター
読書記録するツールとしておすすめなサービスが「読書メーター」です。
こちらPC・スマホから無料で利用でき、アプリもあります。
こちらのサービスは以下の手順で利用できます。
- ブラウザ or アプリから利用者登録をする
- 読んだ本を検索し、「読んだ本」に登録
- 読了日と感想を投稿
その月の読書量がグラフで表示されたり、登録した本を読んだ他の人の感想も表示されるため、読書の楽しみが増えます!
このツールを利用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 読書量が可視化されるため読書のモチベーションアップにつながる
- 読んだ本の感想をシェアできる
- 入力する情報が少なく、手軽
デメリット
- 感想は255文字の制限があり、たくさんの情報を記載するには不向き
- 読んだ本のフィルタリングはできないため、読んだ本が増えてくると情報整理することが難しい
こんな人におすすめ
- 手軽に感想を記録したい
- 手軽に自分の感想をシェアしたり、他の読者の感想を見たい
- 自分の読書量を管理したい
Notion
数年前に話題になった万能ツール「Notion」。読書記録にも有用です。
ブラウザ、PCデスクトップアプリ、iOS/Androidアプリで利用可能です。
Notionを活用した読書記録に関して解説している動画もYoutubeに上がっています。
私は以下の動画を参考にして読書記録をつけるようになりました。
「Notion」が読書記録に向いている理由は、なんでもできるアプリだからです。
以下、私のNotion画面ですが、『タイプ』、『著者名』などの項目は自分で設定しています。
つまり自分の管理したい項目を用意して、読書の記録を管理することができます。
さらに、フィルター、ソート機能が備わっており、特定の著者やジャンルの本だけを表示したり、☆5の本から順に並べたりすることが可能です。
さらにメモアプリのように使用できるため、記載内容は自由自在です。
見出しを使ったり、さらにページを追加して新たなメモのリンクを貼ることができ、自由度がとても高いです!
このツールを利用するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 可読性、検索性の高い読書記録を作ることができる
- カスタマイズ性が高く、自分の希望の読書記録を実現できる
デメリット
- Notionの使い方を覚える必要があるため、難しくはないが慣れるまで時間がかかる
こんな人におすすめ
- 感想だけではなく、読書中のメモ、要約等の記載もしたい方
- まだどんな読書記録をつけるか決めていないが、整理整頓はしたい方
- Notionを既に利用していて読書記録をつけたい方
まとめ
読書記録の重要性について説明し、おすすめの無料ツールについて紹介しました。
どのツールを使用するか悩んでいる方には、「Notion」をおすすめします。
読書記録が増えてくると、検索性、可読性の重要性が増してくるためです。
以下の記事で紹介したような読書法を実践するためにも、記載内容の自由度は重要です。
また、使い慣れるまで少し時間がかかりますが、読書記録だけではなく、タスク管理や情報整理等、多用途なツールのため、使い方をマスターする恩恵が大きいです。
読書をより楽しんだり、自分の知識にするため、読書記録をつけていきましょう!
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