2024年早々、子供の保育園入園が決まったことをきっかけに、「子供起こさずに起床したい」、「忙しくてもスマホの通知を確認したい」と思い、私と妻で初売りセールに合わせてスマートウォッチの購入を決意しました。
色々調べたところ、私たちの希望を満たすスマートウォッチとして「Amazfit GTS 4 Mini」と「Fitbit Versa3」が候補として残りました。
最終的に「Amazfit GTS 4 Mini」を選びましたので、その理由を記載させていただきます。
同じように悩む方への参考になれば幸いです。
私たちの求めていた機能について
私たちの基本情報は以下の通りです。
- 私、妻、長男(1歳)の3人暮らし
- 今月から長男が保育園に入園
- 私は在宅勤務ベースだが、妻は育休復帰後、毎日通勤(定期券使用)
- 2人とも通勤時間が1時間強であるため、朝は早い
- 何かあった時のため+思い出のために、「ぴよログ」を利用
- スマートウォッチの購入は初めて
その上でスマートウォッチには以下の機能を求めていました。
- 一緒に寝ている家族を起こさない、起床時の振動アラーム機能があること
- ぴよロぐ(育児アプリ)の記録ができること
- 2~3年で買い替えることを踏まえて、1万円強以内の価格であること
Amazfit GTS 4 MiniとFitbit Versa3の基本情報比較
私が購入するにあたり調べた比較表を記載します。
項目 | Fitbit Versa3 | Amazfit GTS 4 Mini |
メーカー | Fitbit (米国) | Zepp Health (中国) |
参考価格 | \24,991 | \16,800 |
価格(2024/1/7時点) | \14,800 | \13,440 |
バッテリー(標準時) | 6日間 | 8日間 |
重量 | 20g | 31g |
Suica | 対応 | 非対応 |
通話 | 対応(受信のみ) | 非対応(通知のみ) |
スマートアラーム | 対応 | 対応 |
Alexa | 対応 | 対応 |
Googleアシスタント | 対応(※) | 非対応 |
GPS | 対応 | 対応 |
音楽 | 保存&再生(※) | 再生のみ |
ヘルスケアに関する機能は、ほぼ差分がなかったので省略しています。
本記事執筆時、Amazonの初売りセールだったので、Fitbit Versa3がだいぶお得になっていました。
他のスマートウォッチも値引きされていましたが、Fitbit Versa3だけ倍近くの値引き。。。
そのあたりも気になってAmazon、楽天のレビューとにらめっこしていました。
購入するにあたってポイントとなった判断材料
今回、私が購入するにあたってポイントとなった判断材料について説明していきます。
Fitbit Versa 3 はSuica対応!ただし…
Fitbit Versa 3はこの価格帯では珍しく、Suicaに対応しています。
Fitbit payというタッチ決済が対応していて、日本ではSuicaの他にもpaypay銀行、ソニー銀行のタッチ決済に対応しています。
Suica以外に関してはまだ使える方が少ないと思いますが、今後は増えてくるのかもしれません。
私は普段iPhoneでオートチャージ機能付きのSuicaを使用していて、チャージする煩わしさはなく、利用しています。
一方、妻は定期で使用しています。
念のため、Fitbit Versa 3でそれらの機能が使えるのか気になりました。
調べてみたところ、Fitbit Versa 3のSuica機能ではオートチャージも定期も使えないことがわかりました。
オートチャージについては、公式サイトで注意書きがありました。
私にとってはスマホを取り出さなくてよくなるのは良かったのですが、オートチャージが使えないと一つ便利になって、一つ不便になります。
したがって、Fitbit Versa3の「Suica機能がある」はメリットになりませんでした。
どうやらiPhoneのように、既に持っているSuicaを取り込むのではなく、新しくSuicaカードを発行する仕様のようで、定期券は使用できないようでした。
定期券ユーザーである妻にとってもこれは残念でした。
ぴよログの記録
「スマートウォッチでぴよログの記録ができたら便利!」と思い調べてみると、SiriやAlexaを使った音声入力の方法があることがわかりました。
選択肢として、Apple Watchは2~3年で寿命が来るのに高すぎると感じていたため、必然的に選択肢は「Alexa搭載モデル」になりました。(この時点で多くのスマートバンドが候補から脱落)
Fitbit Versa3、Amazfit GTS 4 Miniともに搭載モデルでしたが、Amazonのレビューを確認したところ、評価に少し差がありました。
Fitbit Versa3のAmazonのレビューを見ると、Alexaについては接続不良、ボタンがわかりづらいなどの評価の悪いレビューが少しありました。
一方、Amazfit GTS 4 Miniでも評価の悪いレビューがありましたが、数は少ない印象です。(レビュー総数に対する割合も低い)
認識精度もいいのでは?というレビューもありました。
両者を比較すると、同じくらいか若干Amazfit GTS 4 Miniの方が評判がいい。といった印象でした。
サポート体制
Fitbitは米国でスマートウォッチ世界シェア3位、グーグルの傘下企業でもあるので企業の信頼性はありそうでした。
保証期間は1年でそれ以上は保証はなく、修理もなしということで、壊れたら即買替のようです。
一方、Amazfitはブランド名で、企業は「Zepp Health」という中国のメーカー。
スマホやウェアラブルデバイスはプライバシー性の高い情報を扱うので、中国のメーカーというだけで少し心配になりますが、企業の評判は悪くないようでした。
2015年からスマートウォッチの販売を始め、着実にシェアを伸ばしており、国際的な認証や検査を受けて、日本でも正規代理店を通じて販売されているそうです。
そのため、こちらも問題なさそうです。
こちらも保証期間は1年で、国内での修理サービスはないとのことでした。
「保証1年、修理はなし」という点では差はありませんでした。
これは、日本のスマートウォッチ業界のスタンダードなのかもしれません。
バイブレーションの強さ
購入の目的でもある「振動アラーム機能」。
バイブレーションが弱かったりすると起きれないので、調べてみました。
Fitbit Versa 3
こちらは満足している人、不満がある人両方いました。
前の機種のVersa2から弱くなっているのは間違いないようで、Youtubeで使用感を述べられているユーザーが多数いました。
Amazfit GTS 4 Mini
こちらも同じように満足している人、不満がある人両方いました。
人の感覚に関する機能なので、賛否両論になるものなんでしょうか。
Youtubeでのレビュー動画なども調べ、印象としてはVersa 2から振動が弱くなってしまったFitbit Versa3がデメリットとして「振動が弱い」と取り上げられているレビューが多くありました。
人によって必要な振動の大きさが違うので明確にはわかりませんが、振動の面で若干Amazfit GTS 4 Miniに分があるかなと感じました。
振動音が大きいとレビューにありましたので購入後確認しましたが、確かに少し音がするなーといった印象でした。
さすがに横に寝ている人を起こすほどうるさくはないかな?といった印象です。
音楽に関する機能
私はランニングの際に音楽を聴くために、スマホを腕に巻きつけて走っています。
スマートウォッチで完結すると楽なので調べてみました。
両者の機能の差として、Fitbit Versa 3には音楽再生だけではなく保存機能があります。
ただ調べてみると、少し前に音楽ファイルの転送機能はなくなり、”Deezer”という有料音楽配信サービスの有料プランに加入する必要があり、\1280/月かかることがわかりました。
保存機能あっても追加でお金がかかるのであれば、あまり意味がないという印象でした。
購入の決め手
色々調べて最後まで悩みましたが、元々の目的であった「振動アラーム」と「ぴよログの記録」をちゃんと果たせそうということで、振動、Alexaの運用に問題なさそうなAmazfit GTS 4 Miniにしました。
Fitbit Versa 3の大幅な値引きには後ろ髪が引かれました。(高いからその分高性能かも?という期待もあり。。。)
Suicaの定期やオートチャージを使わない人にとっては、「Suicaが使える」が大きなメリットになるかと思いますし、「Fitbitの方が知名度の高いスマートウォッチなので安心」という方も多いかと思います。
まとめ
Fitbit Versa 3とAmazfit GTS 4 Miniを比較して自分に合ったAmazfit GTS 4 Miniを購入しました。
ウェアラブルデバイスはその人の生活スタイルによって何がいいのか、振れ幅が大きいものであると感じました。
また、機能も多く、詳細な仕様はよく調べてみないとわからず、「蓋を開いてみたら違った!」ということが多いデバイスだなとも感じました。
今回調べた内容がどなたかのお役に立てば幸いです。
それでは!
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